ドライバーズマナーアップ運動｜NPO法人はぁとスペース

車いす優先駐車場の
正しい使い方を通じて
思いやりを広める

健常者も障がい者も、誰もが駐車場を快適に使うことができるという当たり前の社会を実現するために、
私たちは車いす優先駐車場の啓発活動を行っています。車いす優先駐車場を本当に必要としている人が使えるように、
停めないという思いやりを持つ人が増えることを目指して活動しています。

取り組みの背景
活動内容

優先駐車場が使えず
買い物を諦める車いすユーザー

およそ４割の車いすユーザーの人々が車いす優先駐車場に駐車できず困った経験があるとしています。一方で、車いす優先駐車場を利用したことがある人のうち一定割合の人々が「急いでいたから」や「空いていたから」という本来の目的外での理由で利用しており、こうした軽い気持ちでの利用が本当に必要としている人の利用を妨げることになっています（国土交通省, 2023）。

「停めない」という
思いやりを
広げる活動

ドライバーズマナーアップ運動は、スーパーや施設における「車いす優先駐車場」に停めない人を増やすための啓発活動です。
「私は車いす優先駐車場に停めません。」という意思表示をするモラルステッカーを販売し、個人の方の自家用車や企業の方の営業車等に貼っていただくことで、優先駐車場に停めないという思いやりの輪を広げると共に、優先駐車場の認知を広げることを目指しています。

ステッカー購入者の声

夫婦で車いすユーザーです。外出時に一番気になるのが駐車場。本当に車いす優先駐車場に止められなくて困っていました。この運動を知って、止めている人に注意するより止めない人を増やすという発想が素敵で健常者の友達にも気軽に広めています。

京都在住　Yさん
今まで、車いす優先駐車場の意味をよく理解していませんでしたが、ちょっとした「思いやりの行動」ってだいじだな～と思い、それから車いす優先駐車場には止めなくなりました。

福岡在住　Hさん
海外に行った時、健常者が車いす優先駐車場に止めたら罰金でした。日本でももっと厳しくした方が良いと思っていた矢先にこの活動を知りました。自分もステッカーを貼り啓発活動に参加しています。